鮮やかな発色！AIRMAX 90 UNDEFEATED “Pacific Blue”

昨年末から続くUNDEFEATEDとNIKEとのコラボレーション。
前回リリースされたブラックベースのAIRMAX90 UNDEFEATED “anthracite”はモノトーンの精悍な佇まいが印象的なモデルだったが、今回は対照的にブルーを基調にパープルやイエローなどを差し色にした鮮やかな一足。
年末にリリースされたレザーを豊富に使用した8モデルのAIRMAX90ともまた異なる色使いの意欲作。
3月26日の「エアマックスデー」に満を持して登場した第3弾となるモデルをUNDEFEATED 渋谷店からお届け。

前作同様、今回も発売に合わせて外観を特別仕様に変更されたショップ。
同時に発売されるアパレル類にプリントされるデザインと、AIRMAX90 UNDEFEATED “Pacific Blue”で埋め尽くされたスニーカーウォールが目に飛び込んでくる店内。

パーツ構成や仕様などは前作同様のデザインだが、全く違うモデルに見えると行っても過言ではない程、大きく印象が異なる、鮮やかな配色が印象的。
NIKEのアウトドアラインであるACGのランニングモデルのカラーウェイと想起させる、カラーウェイで構成されている。
Pacific Blueという爽やかなブルーに、インパクトのあるパープルやイエローが差し色となり、デザインにメリハリを感じさせる仕上がり。

アッパーも前作同様にサイドのマッドガードを取り払ったクリーンな外観。
シューレースの起点となるオーバーレイ部分の格子柄やアイステイのスモークがかったクリアパーツなどを踏襲しつつも、配色によりクリア感が強調されている印象だ。
メッシュ部分も素材は共通だが、パープルの発色の良さで大胆な切り返しを感じさせるデザイン。
スウッシュは同様のスエード仕上げ。

続いてシュータン部分。
表がメッシュ仕上げとなり裏面はヌバックのような仕上げだが、シュータンが薄めの仕上げになっている。
通常のエアマックス90のクッションのあるシュータンとは異なる仕様となり、全体のサイズ感に少し影響があるかもしれない。
甲の高さがサイズ選びの基準になっている人は、通常よりもサイズダウンしても良さそうだ。
バックタブも前作と同じくクリア仕上げ。
今作の方がブルーのベースに透けネオンイエローのUNDEFEATEDのロゴの配色により、更に透けて見えるビジュアルになっている。

フォアフットのサイドにプリントされるAIRMAXのロゴと併せて散りばめられているのは、パープルのペンキのようなパターン。
前作のモノトーン仕上げでは星空のような雰囲気だったが、こちらはで着想を得たACGのモデルのミッドソールでも見られるような雰囲気を感じさせる。
エアバッグを包み込むミッドソールウェッジ部分も採用される事が珍しいクリア仕様。
エアバッグ内との統一感を感じさせる仕上げだと感じさせるとともに、コラボレーションモデルならではの通常とは異なるディテール。

付属するシューレースもスニーカーの表情を変えてくれる大事なアクセサリー。
今回はネオンイエローとアッパーと同様のブルーが付属する。
どのカラーもアッパーのカラーブロックに存在する色を用いているので、安心して付け替える事が出来る。
それでいて、それぞれのカラーで表情がしっかりと変化するので、気分やコーディネートに合わせて楽しむ事が出来る。
アウトソールも共通のクリアソールでベース部分を覆う仕様。
クリア部分から覗くブルーも非常に良い発色。

アパレル類もNIKEとのコラボレーションモデルをリリースされる際には見逃せないアイテムが今回も揃う。
ロングTシャツなど、渋谷店や一部の店舗のみでの取り扱いのアイテムもあるので、気になる人はお早めに。
インパクトのあるデザインは、本作との相性は勿論、お気に入りのエアマックスとのコーディネートにもオススメ。

また、通常のサイズ展開以外にもジュニアやトドラーサイズも豊富に展開。
発色や細部のディテールなども踏襲しており、親子で足元を揃えて楽しむのは勿論、プレゼントにも喜ばれそうなアイテム。

AIRMAX90の30周年という節目のエアマックスデーにリリースされた注目のモデル。
春らしい鮮やかなカラーブロックの魅力を最大限に引き出す発色の良さは、これまでのスパルタンな印象のコラボレーションが多かったUNDEFEATEDのモデルの中で、良い意味で印象を変えてくれる一足だと感じた。
多色使いで、見る角度によって様々な表情をみせてくれるモデルは、是非実物の質感も店頭で確かめてみて欲しい。

【スパルタンな印象の関連モデル】
AIRMAX 90 UNDEFEATED “Anthracite” (エアマックス90 アンディフィーテッド アンスラサイト)

【この記事に関連する店舗】
UNDEFEATED SHIBUYA(アンディフィーテッド 渋谷)