1. HOME
  2. ブログ
  3. AIRMAX ZOOM 950 名作を再構築した最新作!

AIRMAX ZOOM 950 名作を再構築した最新作!

「ハイテクスニーカー」という言葉の原点とも言えるナイキの不朽の名作「AIRMAX 95」。
高騰した価格や様々な社会現象を巻き起こし、一つの時代を作ったモデルの中でも伝説的な人気を誇るカラー「イエローグラデ」はナイキのこれまでに多くのモデルにも採用されてきた。
そんな名作のデザインとカラーを随所に盛り込み、ナイキの最新のテクノロジーで再構築された最新作が「AIRMAX ZOOM 950/ZM950(エアマックス ズーム ナインフィフティー)」としてリリースされた。
ナイキのヘリテージと新たな未来を感じさせる話題の一足を南青山にあるNIKELAB MA5からご紹介。
(AIRMAX ZOOM 950のサイズ感に移動。)

全体的なフォルムはエアマックス95を踏襲しつつも近年のトレンドを意識したボリューム感のある仕上がり。
アッパーだけでなく、ソール部分のボリュームも存在感を増している。
日本限定カラーでありファーストモデルという事で、世界からの注目度は勿論、国内のスニーカー好きに嬉しいリリース方法。

アッパー部分にも名作の意匠を感じる事が出来る。
つま先部分のカットや、サイドのグラデーションは95のデザインを再現。
グラデーションは色の濃さではなく、ドットの密度を変化させることで、表現している。
立体的なラインはどことなくエアマックス97の雰囲気も感じさせる。

シューレースが通るループ部分はホワイトのように見えて、ネオンイエローの糸が編み込まれている。
遠くから見るとホワイトがメインのように感じる、さりげない主張。
シュータンはネオプレンのような素材に小さなパンチング仕上げで通気性を確保。
シューレースの先端はアクセントのレッド。シューレースのカラーを自分の好みに変更するのも楽しそうだ。

インソールは通気性の良さそうな素材を採用し、カラーはネオンイエロー。
こうした目立たない部分で強い主張をすることで、往年のファンの満足感を高めている。
履き口部分も美しいカーブで仕上げられ、シュータンとの組み合わせで高いフィット感が得られそうだ。

ヒール部分はレザー(合成皮革かもしれない)を使用し、引き締まった印象。
日本限定カラーとなるため、日の丸がシンプルに添えられ、サイドのスウッシュもレッドが採用される。
色味としてはエアマックス90でも採用されているインフラレッドを感じさせる雰囲気。

デザインを印象づける部分の一つ、サイド部分のエアユニット。
エアマックス270のボリューム感あるエアバッグに、ランニングシューズのテクノロジーを落とし込んだズームエアをフロント部分に採用した。
ランニングシューズとして開発されたエアマックス95に、最新のライフスタイルモデルのテクノロジーを盛り込んだ最先端の履き心地とビジュアルを構築している。

アウトソールからもAIRMAX ZOOM 950のコンセプトを感じる事が出来る。
名作を踏襲したネオンイエローのズームエアはアウトソールのカラーにもつながっている。
つま先部分のパターンは、エアマックス95のブロックパターンを残したディテール。
ヒール部分から土踏まずのアーチまでつながるプレートは、ハイテクシューズらしいデザインとサポート性能をデザインに落とし込んだ機能美を感じさせる構造だ。

サイズ感について

サイズ感はこれまでのエアマックス95よりも少し大きめ。標準的なエアマックスシリーズのサイズ感に近い印象。
エアフォース1よりは小さめ。
エアマックスを履きなれている人にとっては迷う事は少なそうだが、ナイキのサイズ感が分からない人には少し小さめ(細目)に感じるかも知れないので、試着がオススメ。

90年代に生まれたハイテクシューズ「エアマックス95」の25周年の節目にリリースされたAIRMAX ZOOM 950。
ハイテクシューズを最新のテクノロジーで再構築したまさに「ハイテクシューズ」としてナイキの新たな未来を予感させるモデルだ。
今後も続々とリリースされるであろうカラーにも注目していきたい。

関連記事