SNEAKER MUSEUM by KCKC レアスニーカー100足と最新の鑑定システムに迫る!
スニーカーの売買プラットフォームとして話題になっているサービス「KCKC(キクシー)」。
オークションサイトやフリマアプリに続き、スニーカーに特化した売買プラットフォームなど、スニーカーの2次流通市場は年々充実してきているものの、人気モデルの価格高騰により常につきまとうリスクが「フェイク(偽物)」を購入してしまう事。
現物を手にしても確証が持てずに、履いていても不安を完全に払拭出来ないという人もいるはず。
そんな中、憧れのスニーカーを安心して買える仕組みを提供しているのがKCKC(キクシー)のブロックチェーンを取り入れたコピーや書き換えが出来ないRFIDタグを組み合わせた独自の鑑定技術で本物である事を保証してくれるというもの。
今回は多くのスニーカー好きが憧れるマニア垂涎のモデルを100足以上展示し、同社のRFIDタグを活用してそのスニーカーのストーリーなどをチェックして「博物館」のような体験が出来る。
そんなKCKCのSNEAKER MUSEUMの様子をお届け。
店内に入ると本来ならショーケースに陳列されているようなレアなモデルがむき出しで陳列されている。
実はこれらのスニーカーは全てフェイク。
中には明らかにそれと分かるものもあるが、単体で手に取ったり歩いてすれ違ったら分からないレベルの物も。
本物を鑑定するにはこうしたフェイク品との比較も欠かせない。
フェイク品を心配する声はよく聞くが、実際に手に取ったり比較する機会は貴重だ。
続いて本物をチェック。
ショーケースの中にあるのは当然全て本物。
フェイクを手に取りながら見比べる事も出来るので、是非じっくり観察してみてほしい。
相違点などはKCKCの方の解説を聞くと丁寧に教えてもらえるのでとても勉強になる。
表面の質感や型押しのレベルなどでも見分けられるが、縫製はミシンのピッチが同じであれば同じ間隔になるので、見分けるのは難しいポイントになる事もあるという。
本物のみが並べられたショーケースを見ると、OFF-WHITEとのコラボレーション「THE TEN」の歴代モデルや2019年後半に発売されたワッフルレーサーやDUNKなどが揃いっており、まさに圧巻。
全モデル・全カラーがコンプリートされた状態はマニアでも憧れる光景ではないだろうか。
ちなみにスニーカーショップatmosで販売されたOFF-WHITE NIKE DUNKには同サービスのRFIDタグが導入されたのは記憶に新しい。
ショーケースに並んでいるスニーカーの前には全てKCKCが提供しているRFIDタグが張り付けられている。
これにアプリを起動しながらスマホをかざすと、そのスニーカーの説明とこのイベントのために貴重なアイテムを提供してくれた愛好家のインスタグラムなどに移動する事が出来る。
こうした活用方法も非常に面白く、KCKCの技術を体感出来る演出となっている。
KCKC(キクシー)のRFIDタグをアプリからスキャンすると、スニーカーの情報やコレクターの方のSNSなどにアクセス出来ます。鑑定や色々な活用方法があってとても面白いです。https://t.co/8ZVjr9yUiw#kckc #askete #阪急メンズ #snkrs #jordan1 #TravisScott #offwhite #airmax #airfirce1 #yeezy pic.twitter.com/pZUuHYpjDh
— SONAR TOKYO (@SonarTokyo) January 10, 2020
是非会場でスマホをかざしてスニーカーのストーリーを楽しんで見てほしい。
これまでに多くのカラーバリエーションがリリースされてきたにも関わらず、入手困難な状態が続くAIR JORDAN 1。
昨年のスニーカーシーンを象徴するモデルとなったTRAVIS SCOTTとのコラボレーションモデルから1994年モデルCHICAGOカラーなどが揃い、発売された時の熱狂を思い出す人もいるのでは。
また、世界6か国の代表者のデザインが製品化されたNIKE ON AIRのモデルの中の一つ「AIR MAX 1 TOKYO MAZE」をデザインした宅万勇太氏の私物も展示されている。
その下に並ぶエアマックス95や96もエアマックスの歴史を語る上で外せないモデルとして合わせて展示されている。
AIR FORCE 1も実物を目にする機会は非常に少ないモデルが並ぶ。
これらの詳細は是非会場のRFIDタグをスキャンして確認してみてほしい。
これらも実物を目にする機会はかなり貴重。
ナイキサミットで配られたOFF-WHITE AIR FORCE 1はアトモスを経営する本名秀文氏の私物。
展示されている入手困難なモデルも取引されているKCKCでは、鑑定したスニーカーにRFIDタグを付けて本物である事を保証している。
実際にスマホでタグをスキャンすると、チェック項目の判定と併せて撮影した細部の画像も表示されるので非常に分かりやすい。
そしてブロックチェーンネットワークとリンクさせてタグに書き込みされているため、書き換えやコピーなどの不正も防ぐことが出来る。
この仕組みにより購入希望者は安心して入札する事が出来、販売する側も本物であるという付加価値を付けてより高値での販売が期待できる。
まさに双方にメリットを提供できるサービスだと感じた。
スニーカーの博物館というテーマで、NIKEの注目度の高いマニア垂涎のアイテムが満遍なく集められた今回のポップアップ。
これだけのラインナップを揃える事は容易ではなく、並べ方を見てもその苦労が垣間見える。
そしてRFIDタグを組み合わせたユニークな体験や鑑定に使われているタグの機能やメリットの説明などから、スニーカー売買市場に新たに切り込んで先進的なサービスを提供するという熱意が伝わってきた。
憧れのスニーカーを安心と共に手に入れたい人や販売を考えている人は、是非この機会に会場に足を運んで、説明を受けつつそのサービスを体験してみてほしい。
会期は1月14日(20:00)まで。会場は阪急メンズ東京6F BASE6.
会場ではスニーカーの販売やシューケア用品の販売なども行われている。
会期中には人気ショップaskateのアパレル販売や宅万勇太氏の来場など、様々な催しが予定されている。
詳細は公式SNSをチェック。
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【阪急メンズ東京へのアクセス】
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