幻想的なLEDコート! NIKE TOKYO AFTER DARK@渋谷 フォトレポート
ナイキが東京をスポーツフィールドに変貌させる「TOKYO AFTER DARK」の舞台に選んだのは渋谷。
様々なカルチャーが交差する感度の高いエリアで、その多様性を体現するかのごとく、全てのアスリートに向けたイベントを開催。
LEDコートに彩られた、という触れ込み通りかつてない光と音に包まれた幻想的な空間で行われた様々なスポーツの様子は圧巻だった。
そんな様子を写真でレポート。
渋谷駅から数分の公園通りにある「hotel koe」横のビル建設予定地を利用した、まさに渋谷の中心地でひときわ目立つ光と照明。
17:00スタートと夕暮れから日没に差し掛かり、徐々に暗闇の中で証明が際立つ雰囲気も夏ならではの雰囲気を演出していた。
フェンスで仕切られたコートの中では様々なスポーツが行われる。
事前にエントリーした選手や有名アスリートの飛び入り参加などがあり、吸い込まれるように多くの来場者が訪れた。
そんな日没前の会場にサプライズゲストが。
ボクシングのロンドンミドル級オリンピック金メダリスト、世界王者となり、7月にWBA世界王者に返り咲いた村田諒太選手。
実際に本人を目の当たりにするとその体格に圧倒されるが、終始笑顔で対応していた姿が印象的だった。
こちらは、一般来場者でも楽しむ事が出来るサービス。
スポートファインダー経由で発行されるQRコードを画面に読み込ませ、「ここから動き出す理由(なぜスポーツをするのか?という意味合い)」をキーボードで打ち込んでから、ガラスに好きな文字を書き込むと、その様子がムービーとなりLINEに送られてくる。
テニスなどの試合後にプロ選手がサインするような動画が楽しめる。
そしてムービーを作成するとこのイベントを記念したTシャツをゲットする事が出来る。
会場内でナイキスタッフの方々も着用しているもの。
薄手で通気性も良いがブラックで透けずデザインも秀逸で、この夏にピッタリのアイテムだ。
(枚数には限りがあるはずなので、欲しい方はお早めに)
また先日リリースされたばかりの「NIKE JOYRIDE RUN FLYKNIT(ジョイライド ラン フライニット)」もテストする事が出来る。
各サイズ、カラーが用意され着用感や履き心地などを確かめる事が出来る。
実際に履いてみると、浮き輪のような不思議なクッション性と足馴染みの良さ、フライニットの通気性でとても快適性が高いという印象だった。
そして、各種目の様子。
ボッチャ(boccia)はヨーロッパ生まれのパラリンピック正式種目で、白い目標となるボールに赤と青の2色6球ずつを、転がしたり投げたり、他のボールに当てるなどしていかに近づけるかを競う競技。
ボールを投げられない人でも介助者を通して参加出来る、ゲーム性の高いスポーツ。
LEDで光るコートと相まって、初めて参加する人も交えて楽しんでプレーする様子が印象的だった。
こちらは渋谷の街中を3km走るプロギング。
プロギングとは英語の走る「jogging」とスウェーデン語の拾うという意味の「plocka upp」を組み合わせた言葉。
渋谷の街をゴミ拾いしながら走るというイベントだ。
ランナーたちが全員NIKEのJOYRIDE RU FLYKNITを着用している様子は壮観。
しっかりとストレッチなどのウォーミングアップをしてからスタート。
ゴミを拾う事で自分だけで完結せずに良い影響を与える事が出来る。
また、ゴミを拾う動作でかがむ事でスクワットのような負荷やゴミの重さによる負荷、また宝探しのような楽しみも加わるという画期的なエクササイズ。
開場に戻ったランナーたちの手には膨らんだゴミ袋が。
渋谷の路上は残念ながら多くのゴミが散見される日もあり、こうした活動はただのパフォーマンスではなく、意義のあるものになったはず。
車いすバスケットボールは俊敏な車いす捌きと、低い位置リング目掛けたシュートが通常のバスケットボールとは違った難しさがある。
車いすの操作や(相対的に)高い位置へのシュートは集中力と同時に体力の消耗も大きそうで、観ている以上にハードなスポーツだろうと感じた。
3×3(スリーバイスリー)バスケットボールは、ストリートバスケットボールで普及した3on3から生まれた、国際バスケットボール連盟も推進する種目。
2020東京オリンピックでも正式種目として開催される。
リングのボードもスペシャル仕様だが、LEDにより瞬時にコート上のラインがバスケットボール専用のものに切り替わるのもインパクトがある演出。
エントリーした選手も新感覚のコードで白熱したプレーを披露した。
フットサルはこのイベントの空間を最大限活用した変則ルール。
4辺に設置されたゴールは時間の経過とともLEDのラインが切り替わり、得点するためのゴールが切り替わる。
そのため慣れた頃には別のゴールを狙う必要があり、長方形のコートで勝手が変わるという点もゲームの面白さと可能性を広げる仕掛けとなった。
また、女子サッカー日本代表でもあり日テレ・ベレーザに所属する清水梨紗選手と籾木結花選手も参加。
同い年でチームメート同氏という事もあり、和気あいあいとした雰囲気で楽しんでいた。
この日の最後はヨガで締めくくられた。
様々なグラフィックの光が彩る床の上で整列した参加者たちがセッションを行う様子は幻想的。
この日は夕方から湿度・気温も下がり、ヨガで汗を流すセッションには最適なコンディションだった。
また、車いすの人でも参加できるように、インストラクターも椅子に座った状態でレクチャーを行っていた。
全てのアスリートが参加出来るイベントというコンセプトを体現している。
このセッションにもフットサルに登場した、清水・籾木選手が参加。
初めてのヨガが今回のような空間で行われた事で、より新鮮に感じたようだ。
8月25日から開催されている「TOKYO AFTER DARK at SHIBUYA」。
会期は8月31日(土)まで様々な種目のセッションが行われる。
観覧席は入場が自由にできるので、幻想的なLEDとともにスポーツに熱中する参加者を応援しながら夕涼みをするのもオススメだ。
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