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未来的クッショニング! NIKE JOYRIDE RUN FLYKNIT レビュー

NIKE JOYRIDE RUN FLYKNIT (ナイキ ジョイライド ラン フライニット)

NIKEが新たに打ち出したビーズによる革新的なクッショニングシステム「JOYRIDE(ジョイライド)」。
これまでエアバッグをソールに採用したAIR(エアシステム)や円柱状のコラムをソールに複数配置したSHOX(ショックス)、軽量性と反発性を高次元で両立したREACT(リアクトフォーム)など、数々のクッショニングシステムを世に送り出してきたナイキが、最新テクノロジーを搭載してリリースしたモデルが「JOYRIDE RUN FLYKNIT(ジョイライド ラン フライニット)」。
今回は各種目の参加者も多く着用し
その性能を体感していたNIKE TOKYO AFTER DARK at SHIBUYAのフィッティングブースから照明の美しさと共にレビューをお届け。

ブラックはアッパーの作りがわかりやすいシックなデザイン。
モノトーン基調のカラーリングはシーンを選ばずに使う事が出来るはず。
普段の服装のまま気軽に走りに行くというスタイルにもピッタリ。

ホワイトは走りの軽快さが伝わってくるようなクリーンな外観。
シンプルなアッパーにカラフルなソールが機能性をアピールしている。
サイドから見えるビーズのカラフルさはハイテクシューズとしても注目のデザインという印象。

アッパーは数多くのモデルに採用されてきたフライニット。
部位によって編み方を変え、サポート性と通気性を兼ね備えている。
シュータンと一体化したアッパーに無縫製のシューレースホールで洗練された外観。
シューレースでフィット感の調整もしやすく、簡単に好みの履き心地を作り出せそう。

数キロのランニングを主眼に設計されたJOYRIDE RUN FLYKNITはなんと10000個以上のビーズをミッドソールに格納している。
形状、大きさ、感触を数年かけて模索したビーズは、徐々に足裏の形状に追従しクッション性とサポート力を発揮する。
足裏に接する面積が増えればクッション性を最大限感じる事が出来る。
実際に履いて動きまわると、徐々に凹凸のあるインソールの形状の存在感が薄まり、足にフィットしてくる感覚が得られた(ビーズの凹凸ではなく、ビーズを格納しているパック的なパーツの存在感)。
クッションの感覚はこれまでのAIRやREACTと異なった感覚で、上質な浮き輪のような履き心地。
表現が難しいが、クッション性を強調した足当たりという印象。膝などの負担も少なく感じられそうだ。
実際、エピック リアクト フライニット2やエア ズーム ペガサス 36よりも14%衝撃吸収性が高いとの事。
タイムを競う場面では別の選択肢もあると思うが、ウォーミングアップやリカバリー的な用途にも向いていそうだし、足が楽になるので気軽に走ってみようという気にさせられる。

アウトソールもクリアでビーズの存在感をアピール。
ランニングで摩耗しそうな部分はラバーで補強されており、耐久性も期待出来そうだ。
ちなみにクッション性が強調された履き心地だが、素材の反発力はリアクトフォームより高いとの事。(中でビーズが動くので、一体成型されたリアクトフォームよりも高い反発力を持たせる必要があったのかもしれない)。
ビーズの動きを最大限活かすため、アウトソールもしなやかで足への追従性を感じた。
歩いた時でも自然な脚運びになり、とにかく楽な履き心地。

実際に履いてみたが、やはり通気性をしっかりと感じられた。
履いてきたスニーカー(エアマックス98)から履き替えると、足に空気が抜けてくるのが分かる。
シューレースのデザインと相まって、軽快なフィット感と締め付けの少ない快適な履き心地が得られる。
通常のメッシュでは得られない気持ちよさは是非体感してみてほしいと感じた。

履き口部分はインナーブーツのようなライナーをヒール部分に採用。
踵のフィット感を高め、シューレースを楽な状態で締めても踵が浮きにくい。
楽に歩きたい場合でも重宝するはず。
ヒールタブも太目のロープのような素材で引き揚げやすく、デザインのアクセントにもなっている。

JOYRIDE RUN FLYKNITを発売直後のタイミングで試す事が出来たが、とにかくクッション性を強く感じる履き心地だった。
自然だが面白い感触を足裏に感じられるビーズのクッショニングシステムは、普通の厚みでしっかりと衝撃と体重を受け止めてくれる事に驚きを感じた。そして楽に履ける快適さ印象的だった。
デイリーユースはもちろん、気軽なランニング、レース前のウォーミングアップなど、あらゆるシーンで活躍してくれるはず。
リアクトフォームも新鮮な履き心地だったが、JOYRIDEの未来的なクッション性と楽に履ける快適さは、新しい物が好きな人や、人に話せる話題性のあるシューズを探している人に是非試してほしい一足だと感じた。

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