ハイブリッドソールと無縫製アッパーの意欲作!AIRMAX 270 REACT @BILLY’S 渋谷
7月3日に発売開始となった話題作、AIRMAX 270 REACT。
エアマックス270のヒール部はクッション性を、前足部のリアクトソールは蹴りだしに必要な反発力を発揮するハイブリッドなソールを採用する。
NIKEの最新のテクノロジーを一度に体感出来る欲張りなモデルをフォトレビュー。
今回は本モデルをポップアップで展示している「BILLY’S TOKYO SHIBUYA(ビリーズ渋谷店)」の様子も併せてお届け。
店内の展示スペースは発売に合わせて全カラーが陳列されカラフルな2モデルとモノトーンな1モデルを見比べてチェック出来る。
壁面では現代アートの趣を感じさせる写真でエアマックス270リアクトの世界観を表現。
スニーカーと合わせてカラフルでポップな空間となっている。
実物のチェックやフィッティングを考えている人は、店頭でポップアップの雰囲気も体感してみては。
早速ディテールをチェック。
AIR MAX 270 REACTの注目ポイントは、NIKEの最新テクノロジーを凝縮しているソール。
ヒール部に最大のエアボリュームを誇る270のエアユニットと軽量かつ弾力性に優れたリアクトソールを前足部に配置する事でヒールのクッション性と蹴りだしに必要な反発力を最大限体感できる。
メンズサイズ展開のBAUHAUS。バウハウスとはドイツの芸術や建築の総合的な教育を行った学校やその流れを組む活動を指す言葉で、曲線で構成されたアッパーやサンフランシスコのアートの雰囲気をカラーリングに落とし込んでいる。
絶妙な色味を組み合わせたアート感漂う配色ながら、様々なスタイルにマッチしそうなデザイン。
こちらはウィメンズ展開のBAUHAUS。柔らかい色調で薄いアッパーはこれからの季節にピッタリな一足になりそう。
エアソールユニットも透明感のあるイエローが差し色になり、機能性もアピール。
ちなみに薄いアッパーはシューレースやシュータン周辺以外は縫製をせずに構成されている。
複数の素材で構成されているが、ワンピース構造のような履き心地。
表面の生地もフェルトのようでプラスチック的な質感のこれまでにない素材を用いている。
モノトーンを基調としてOPTICALはメンズ・ウィメンズともに展開している。
BAUHAUSとは対照的に光学的な陰影を表現したようなトーン。
薄手のしなやかなアッパーは厚みが場所によって異なり、サポート性と通気性を両立している。
リアクトエレメントよりはアッパーの存在感を感じるが、足馴染みの良い履き心地だ。
ヒールカップとシュータンはしっかりとした作りのため、サポートされている感じも得られる印象。
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ナイキの最新の機能をふんだんに盛り込んだAIR MAX 270 REACT。
斬新でポップなデザインの中に新感覚の素材のアッパーとリアクトソールを採用しているにも関わらず、AIR MAX 270と同じ価格なのは嬉しいポイント。
今後も新色がリリースされる注目のモデルとなるはずだ。
ちなみにサイズ感はやや細身で、リアクトエレメントに近い。エアマックス95にも近いサイズ感だと思われるが、アッパーの前足部も薄手なので窮屈な感じも無く足に追従してくれる。そのためジャストサイズで履いても圧迫感は少なかった。
履き心地を含めて新感覚な一足なので、今回チェックしたビリーズ渋谷店などの店頭で是非フィット感やソールの快適性も感じてみてほしい。
BILLY’S ENT TOKYO SHIBUYA ビリーズ 渋谷店