OFF-WHITE x NIKE AIR ZOOM TERRA KiGER 5 写真レビュー
ナイキとオフホワイトのコラボに新たな一足が加わった。
2017年から続くコラボは、NIKE Track and Field c/o ヴァージル・アブロー「Athlete in Progress」というコレクションで新たなスタイルを提案。
OFF-WHITEの創設者でありLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のMENSクリエイティブディレクターとしても活躍するVIRGIL ABLOH(ヴァージル・アブロー)の生み出すクリエイティビティがナイキの名作と共に、スニーカーブームを加熱している。
今回はトレイルシューズをベースにトラック&フィールドとストリートの世界観をミックスしたAIR ZOOM TERRA KiGER 5をリリース。
NIKE LABのポップアップ「THE TOKYO SPACE」にも展示されている本モデルを写真でご紹介。
ブラックは全体の統一感があるスエードとナイロンを同色で仕上げたアッパーを採用。
それに反してアウトソールはネオンピンクにネオンブルーがミックスしたような鮮やかなカラーリングが取り入れられている。
外側のスウッシュは薄いホワイトで落ち着いた印象だが、内側はステッチ仕上げのシルバーのスウッシュが縫い付けられている。
シューレースはアウトドア感のあるロープレースが外側に、内側にはOFF-WHITEとのコラボのアイコンともいえる”SHOELACES”のプリントが施された平紐がインストールされる斬新さ。
モノトーンなアッパーとショッキングなカラーリングのアウトソールがストリート感を醸し出す印象的な一足。
続いてグリーンは、モスグリーンのようなスエードにネオングリーンのナイロンの組み合わせ。
アウトソールもブルーを混ぜ込んだグリーンのスパイクが印象的なアウトソール。
ブラックの対比を感じさせるカラーリングに対してこちらは全体に統一感を感じさせつつも目の覚めるような派手さを感じさせる。
シューレースはネイビーのロープレースにブラックの平紐で明るいアッパーを引き締めている。
シュータンはオフホワイトではお馴染みの切りっぱなしでやや厚手のものを採用し、爽やかさとストリート感をプラスしている。
最もトレイルシューズの雰囲気を醸し出しているように感じる。
最後にホワイト。
こちらはスエードもナイロン部分もホワイト調で仕上げられ爽やかな雰囲気。
アウトソールブラックをミックスしたネオングリーン。ホワイトとの相性も鮮やかで綺麗な配色だ。
内側にプリントされた”Off-White™ for NIKE Kiger Beaverton Oregon USA c. 2019″のテキストは3色の中では比較的くっきりと目に入る。
シューレースはネオンイエローのロープレースにホワイトの平紐という、アクセントを入れつつも爽やかで統一感のあるチョイス。
トラック感のある精悍な雰囲気の中にストリート感も漂わせる絶妙なカラーリングだ。
アッパーはベースモデルをかなりカスタムした独自の解釈が際立つアッパーに、共通のミッドソールを採用し履き心地や機能性は確保している。
アウトソールはトレイルランニングシューズのトラクションを押し出す作りながら、それをNIKE Track and Field c/o ヴァージル・アブロー「Athlete in Progress」コレクションという形で競技用スパイクのような意匠として表現していおり、遊び心と絶妙なセンスを感じさせる。
これまでのコラボモデルと同様のパーツを随所に採用しながらも、新たな境地を見出す一足になったのではないだろうか。
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