名作をアップデート!AIRMAX90 “DUCK CAMO” atmos フォトレビュー
NIKEの名作、AIRMAX90の誕生から30周年となる2020年。
多くのカラーがリリースされる中、7年の時を経て2013年にリリースされたスニーカーショップatmosの別注モデル「DUCK CAMO(ダックカモ)」が再び登場。
今回のリリースでは前作のレッドとブラックのカラーブロックを反転させ、エアマックス90のオリジナルモデルのメインカラーであるインフラレッドを強調するスタイルとなった。
新モデルとなるAIRMAX2090と同時にリリースされ、発売前から争奪戦が予想される。
そんなアニバーサリーイヤーの目玉となるモデルをアトモス千駄ヶ谷店からお届け。
マッドガードやプラスチック製のアイステイ(シューレースを通すパーツ)など、複雑な構成を調和させた完成されたデザインが特徴のエアマックス90。
そのディテールを忠実に保ちながら、個性的な外観に仕上げられている点は前作の美点を踏襲している。
ダックカモのレザー部分とメッシュで構成されるインフラレッドによって、インパクトのある外観に仕上げられているのが特徴。
トゥ部分やマッドガードをレザーで仕上げている点もOGモデルと共通。
インフラレッドで構成されるメッシュの素材も同様だ。
バックタブの色も反転され、シュータン部分のロゴはホワイトベースからレッドにベースが変更されている。
シューレースを通し始めるオーバーレイのパーツはカモ柄からブラックに変更。
単純に反転させるだけでなく、各部分が煮詰めて変更されている。
スウッシュは前作と同様にブラックベースにスネーク柄を踏襲している。
アトモスの別注モデルと言えば、様々なアニマル柄をデザインに取り入れてきた。
カモフラージュパターの中に大蛇をイメージしたスウッシュが配置される事で、アニマルパターンのコンセプトを表現しているようにも感じる。
エアマックス90のデザインの中でも特徴的なパーツに一つが、エアバッグを囲むミッドソールウェッジ。
前作はOGモデル同様にレッドとなっていたが、今回はこの部分も反転されレッドに。
ビジュアルの大きな部分を占めるパーツだけに、この部分にインフラレッドを配置する事で鮮やかなインパクトを与えてくれる。
当然エアバッグ部分もレッドに変更され、細かい部分のディテールも詰められている。
見る角度によって様々な表情を見せてくれるモデルだが、レザー部分をカモフラージュパターンで統一してもその魅力的なディテールに変わりは無い。
レッドやカモ柄、ブラックなどヘビーな配色を重ねているモデルだが、ホワイトのミッドソールを採用する事で重苦しくなる事を防いでいるように感じる。
ランニングシューズでもある同モデルは、白いミッドソールで本来のディテールをしっかりと残している。
アウトソールは前作のオールブラックからレッドとブラックを採用したツートンカラーに変更されている。
ブラック一色もスパルタンな印象だが、歩いた際にもカラフルさをアピール出来る。
アトモスのディレクター、KOJIこと小島奉文氏のデザインコンセプトが落とし込まれた名作を鮮やかなOGモデルにも採用された、インフラレッドを強調するカラーブロックでリリースされる本作。
足元に視線を集める、コーディネートのアクセントとしても活躍してくれそうな一足は、同時にリリースされるAIRMAX2090と併せて目がななせないモデルだ。
【同時にリリースされるモデル】
AIRMAX 2090 “DUCK CAMO” atmos
【このアイテムに関連するショップ】
アトモス千駄ヶ谷店(atmos sendagaya)