NIKE FPAR DUNKの世界観がsbdojoに!WILD RIDERS 2019 レポート
10月24日、発売を翌日に控えたNIKE SBの話題作「NIKE SB DUNK HIGH PRO FPAR」のビジュアルを全面に押し出した、”YOPPY”こと江川芳文(Yoshihumi Egawa)氏プロデュースのイベント「WILD RIDERS 2019」が天王洲アイルにあるNIKE sbdojoにて開催された。
場内のあらゆる場所にプロモーションのパネルやビジュアルが設けられ、入場してすぐの場所にはFPARのブースも登場。
NIKE SBへの注目が更に高まる昨今、1993年にアーティスト件デザイナーの西山徹氏によって設立された「FPAR(FORTY PERCENT AGAINST RIGHTS)」とのコラボレーションが満を持してリリースされた。
そんな会場の様子やスケーティング、ライブの雰囲気などをお届け。
入場してすぐに目に飛び込んでくるのはイベントのフライヤーや使い込まれたスケートボードのディスプレイ。
江川芳文氏の”YOPPY”のロゴの入ったボードやブルーのDUNKなど、世界観を全面に押し出した空間。
壁面も「NIKE SB DUNK HIGH PRO FPAR」のビジュアルで埋め尽くされている。
パーク内も同様にパネルがライダーのトリックを引き立てるように配置され、存在感を発揮。
イベントごとに様々なパネルが登場するが、発売を控えたアイテムのビジュアルが登場する機会はレアだ。
無機質なコンクリートの空間にモノトーンのパネルが目立ちつつも溶け込んでいる。
会場内では既に「NIKE SB DUNK HIGH PRO FPAR」で足元を固めている人も。
スタッフはもちろん、スケーターや来場者の中にも着用している人が見られた。
パーク内で使用されているのを見るとファッショアイテムとしては勿論、スケータシューズの本領を発揮しているのは嬉しくなる。
こちらはキッズスケーターの足元。
モノトーンでボトムを統一するスタイルも魅力的だが、鮮やかな色味とのマッチングも良好。
こんなシューズで子供の頃からスケーティング出来るのは良い思い出になるかもしれない。
スタッフが着用するFPARのアパレル。
通常販売されるのはブラックのコーチジャケットだが、スタッフが着用するホワイトも魅力的。
一般に販売されるのか気になるところだ。
さりげなくサイドに刺繍されるスウッシュや「Media Guerrilla」のロゴもメディアへの挑発や反骨精神を持つ人とのつながりなど、ブランドの世界観を表現する重要なディテールだ。
そして、来場者もスケートボードは勿論、スニーカー好きなファンがとても多かった印象。
お気に入りのスニーカーやボードを持ち込み、パークを滑走する人やその様子を観覧する人がパークの周りに人垣を作る。
ナイキSBは勿論、ジョーダンブランドやランニングモデルなど、思い思いのスニーカーが会場内に集まっていた。
場内はボードを持ち込んで滑走する事も可能。
様々なレベルのライダーがパークを共有し、スケーティングを楽しんでいた。
ローカルライダーやハイレベルなスケーターのトリックは勿論、将来が楽しみなキッズスケーターのランプを乗りこなす姿など、本来のsbdojoの光景もこのイベントの大事なピースとなっていた。
イベントの後半にはライブイベントも。
スケーターと観覧車の境界線が安全のためパーク内に設けられていたものの、登場したPayback Boys(ペイバックボーイズ)はオーディエンスに容赦なくパイロンを投げつける激しいパフォーマンスを披露。
滑走しない人も事前に登録が必要だった意味が分かった瞬間でもあった。
こちらも爆音で会場内を盛り上げていたCcobat(ココバット)。
海外での公演もこなしてきたパフォーマンスでスケーティングの様子を引き立て、場内の盛り上がりも最高潮に達した。
普段は滑走以外ではパーク内に入る事が出来ないが、ライブの間は境界線があるもののパーク内から場内の様子を眺める事が出来たり新鮮な感覚がある。
残念ながら「NIKE SB DUNK HIGH PRO FPAR」の販売は行われなかったが、25日の販売はもちろん、29日のSNKRSでの販売を控えて存在感を強調するイベントとなった。
こうしたNIKE SBの世界観を感じる事が出来るのもsbdojoの魅力。
天王洲アイルというロケーションは渋谷や原宿などストリートカルチャーを発信する場所からは少し離れているが、足を運ぶ価値があると思うので、今後も目が離せないスポットになりそうだ。