スカパラ30周年/音楽の森!MUSIC IN THE PARK@銀座ソニーパーク
地下に広がる大都会の「公園」、銀座ソニーパークの新たなイベントは東京スカパラダイスオーケストラと作り上げる音楽の森!
デビュー30周年を記念した、様々な形で音楽に囲まれる体験が出来る空間となっていた。
初日は東京スカパラダイスオーケストのメンバーによるDJプレイもLIVEで行われた。
そんな場内の展示や物販の様子などをお届け。
銀座4丁目交差点の一角に広々とした公園が広がり、その地下に進むと4フロアに及び広がる銀座ソニーパーク。
エントランスには開催されるイベントが大きくプリントされている。
B1Fはパンフレットや常設の売店があり、B2FからMMUSIC IN THE PARKが始まる。
今回は「音楽の森」をテーマとなっており、目の前には木のような柱が無数に立ち空間を埋め尽くしている。
ツリーにはアーティスト名とヘッドホンが備え付けられ、好きなアーティストの音楽を自分だけの空間で楽しむ事が出来る。
このコンセプトは前回開催されたWALKMAN IN THE PARKでも採用されている。
このツリーは「MUSIC FAMILY TREE」と名付けられ、これまでに東京スカパラダイスオーケストのメンバーがバンドメンバーとして参画したり、ヴォーカリストを自らのバンドに招き入れて発表した楽曲をスカパラが歩んだ30年の時代別に展開している。
自分が駆け抜けた青春時代や想いでに残る時期、または全く知らない年代の音楽に耳を傾けてみるのも面白いはず。
長い年月とはいえ、これだけ多くのアーティストとの関わりを持ち、一つ一つのツリーが集まり「森」になるのは、まさに東京スカパラダイスオーケストが歩んできた道のりの凄さを物語っている。
またこちらも前回は地下3階で開催されていた「windandwindows」で使用していたグラススピーカー「LSPX-S2」を円形に配置し、東京スカパラダイスオーケストの楽曲を囲まれながら生演奏してもらっているような音響を感じさせる仕掛けとなっている。
スピーカーの下には演奏される楽器の名前が表示されており、近づくとそのパートが強調して聞こえる楽しさもある。
演奏されている楽器のスピーカーの光がその時々で明るさを変化させる様子も、ランプを眺めているような気分になる。
ヘッドホンの臨場感とは異なった円陣の中心で音が混ざり合い完成される空間は、是非実際に足を運んで楽しんで見てほしい。
こちらは同じフロアにある「教えて、スカパラ兄さん」と「スカパラの窓」。
来場者の質問に東京スカパラダイスオーケストのメンバーがランダムに応えてくれる。
既に投稿された質問をチェックしてみるのも楽しいだろう。
また、「スカパラの窓」にはリアルタイムでB4Fで開催されるライブの様子が映し出される。
タイミング次第ではスカパラメンバーが登場するかも知れない。
来場した際はチェックしてみてほしい。
地下3階に移動すると東京スカパラダイスオーケストの30周年を祝う展示が。
メンバーが一同に並んだ大判のパネルの中央には顔を出すスペースがあり、そこに立つとあなたもスカパラのメンバーに。
観光地のようなパネルだが、かなり大きいのとバンドの中央に立って写る感覚はなかなか味わえない体験。
30周年記念の白いオブジェと併せて、フォトスポットとして堪能してみては。
当日も多くの来場者が楽しんでいた。
こちらは初日にPark Liveとして開催されていた「ginza paradise records Night, Special DJ」。
残念ながら場内の様子は撮影・録音不可となっていたため、次回の9月21日(土)の開催に実際に足を運んでチェックしてみてほしい。(入場は地下4階のBEAR TO GOでのワンドリンクオーダー制となっています)
なお、当日はGAMO氏、谷中敦氏、加藤隆志氏がDJとして登場し、東京スカパラダイスオーケストの楽曲を大音量で披露し会場を盛り上げていた。
後半にはMr.Cildrenの桜井和寿氏を招いてリリースされたばかりの「リボン feat.桜井和寿」もプレイリストに加わる。
東京スカパラダイスオーケストが得意とするヴォーカリストとのコラボスタイルは時代とともに進化を続け、現在でも新たな音源を世に送り出し続けている。
大盛況の中終了したDJライブの直後には、翌日から開始される物販スペース『ginza paradise records』powered by diskunionで販売されるTシャツが先行販売され、DJライブを堪能した多くの来場者が行列を作り購入していた。
デザインは上記スライド2枚目までの2種類となる。
スタッフの方が着用していた「GINZA SONY PARK PROJECT」のTシャツも気になったがこちらは販売されていない。
そして、こちらは翌日から開催される物販スペースの様子。
スリップマット(1500円+税)、トートバッグ(2500円+税)、ディスクユニオンのグッズではお馴染みのLPキャリングバッグ(4500円+税)などが販売される。キャリングバッグは40個限定というかなりの少量販売。
また、スカやレゲエ関連の書籍やディスクユニオンならではのセレクトが光る中古レコードも販売される。
ジャンルはスカ~レゲエ、ソウル、ジャズ、ロック、邦楽と、東京スカパラダイスオーケストの手掛ける幅広さを想起させる豊富さ。
随時在庫も追加されるようなので、気になる人は何度か足を運んでみるのも良さそうだ。
また、壁面にはメンバーのオススメする楽曲とそれにまつわるコメントが紹介されている。
一枚ごとに思い入れを感じられるコメントなので、レコードを手に入れる参考に是非チェックしてみてほしい。
(スマートフォンは拡大すると読みやすいです。)
東京スカパラダイスオーケストはイベントが開催された銀座ソニーパークのオープニング時にも登場し、この場所とは馴染みのあるグループ。
30年の歴史の中で多くの「家族」を増やし森にまで成長したグループは、国内はもとより海外でも絶大な人気となっている。
常に進化を続ける東京スカパラダイスオーケストの森はこれからも広がり続けるだろう。
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