NIKE AIR MAX90 WORLDWIDE KATAKANA フォトレビュー
AIR FORCE1に続き、斬新なカタカナを用いたロゴをアッパー全面に配置したAIR MAX90も同時にリリースされている。
エアフォース1同様に本来のディテールを活かしながらも、新たなエッセンスを盛り込んだ個性的なモデルに仕上がっている。
そんな注目のモデルをUNDEFEATED 原宿明治通りからご紹介。
ブラックベースのアッパーには他モデルと同様にカタカナのロゴを全面に配し、総柄のような印象となっている。
メッシュ部分のレッドにはエアマックス90のOGカラーにも採用されている、インフラレッドのような色味の赤、シューレースを通すアイステイ部分にはレッドと対を成すネオングリーン。
配色もモデル本来の良さを引き出すセレクトだと感じられる。
シュータン部分も他モデル同様に大胆な大きさのカタカナロゴを配置。
マッドガードウインドウやヒール部分のロゴなど、随所に使われるネオングリーンが良いアクセントになっている。
トゥのメッシュには5色の小さなスウッシュが縦に並んでいる。オリンピックを想起させる配色のように思えるが、本来であれば世界中から日本が注目される年となるはずだっただけに、海外のスニーカー好きにもこのモデルを堪能してほしかったのが悔やまれる。
アウトソールはスモーククリアの中にブラックの「ナイキ」ロゴとなっており、他モデルと比べると少し控えめな印象。
色味の強いアッパーとのバランスを取っている印象。
大胆なデザインだが、さりげなく主張出来るので履いて楽しむ満足感を得る事は出来そうだ。
ホワイトはエアフォース1同様にネオンイエローが組み合わされる。
アイステイにはブルーが差し色として加えられ、全体の印象は非常に爽やか。
これからの季節にはぴったちの配色だと感じた。
シュータンのロゴや地球をデザインしたロゴのタブなどは各モデルと共通しているが、ヒール部分のホワイトのパーツにブルーのNIKEロゴやミッドソールウェッジ(エアバッグ周辺のパーツ)の各部分の発色の良さを感じる。
ポップなカタカナロゴと相まって、エアマックス90のディテールの魅力を引き立てている。
アウトソールはエアフォース1同様のクリアソールのようだが、こちらの方が少しスモークがかっているように見えた。
それでもソールの形状が部分的に薄い部分があるためか、「ナイキ」ロゴこちらの方が少しだけはっきり見える。
歩いた時に後ろの人から見える具合はこのモデルが一番はっきりしているのではないだろうか。
こちらはUNDEFEATEDで少量の販売となったホワイトベースにメタリックゴールドのツ仕様となるエアマックス90。
クリーンな外観ながら、上記2色同様にカタカナ仕様のこだわったディテールが特徴。
こちらも本来であればオリンピックイヤーでのゴールドという事で用意されたカラーと思われるだけに残念。
シュータンのカタカナロゴや印象的なゴールドのミッドソールウェッジなど、ホワイトにゴールドの上品な組み合わせで、上記2モデルよりもコーディネートに取り入れやすいと感じる人もいるはず。
ホワイトのアッパーにはさりげなくカタカナロゴが散りばめられており、目立たない中にもしっかりとコンセプトが詰め込まれている点は見逃せない。
アウトソールは特別仕様だけに、クリアのラバーの中に金色の「ナイキ」の文字が刻まれる。
さらに、クリアソールの素材の中にもゴールドのラメが散りばめられ、ゴールドの特別感をさりげなく主張している。
こちらは同時に販売されているゴールドロゴのアパレル。
白地にゴールドの「ナイキ」ロゴは思いのほか爽やかな印象。
今作以外のお気に入りのNIKEのスニーカーと合わせてもしっくりくるシンプルなデザイン。
カタカナという日本人の日常生活に溶け込んでいる文字をナイキの名作に落とし込んだユニークなモデルを紹介したが、海外ではカタカナに魅力を感じる人も多く、世界から注目を集める事になるモデルだっただけに残念な気持ちもあるが、日本人から見ても今作はロゴの配置や配色の良さというスニーカー本来の魅力だけでなく、デザインに慣れ親しんだカタカナを取り入れた新鮮さも感じる事が出来るはず。
是非スニーカー好きにはチャレンジしてみて欲しいラインナップだと感じた。
AIR FORCE1 WOLDWIDE KATAkANAの詳細はこちらから
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UNDEFEATED HARAJUKU MEIJI DORI (アンディフィーテッド 原宿明治通り店)