レトロからの突然変異!ADIDAS OZWEEGO リリースパーティ@atmos 表参道
アディダスからデザインを一新した新作「ADIDAS OZWEEGO」の新色の発売を控えた7月20日の前日、アトモスブルー表参道でリリースパーティが開催された。
これまでのオズウィーゴやRAF SHIMONS(ラフ シモンズ)とのコラボモデル「RS OZWEEGO」がラインアップされていたが、テーマでもある「突然変異」をスローガンにデザインを一新した。
レトロな面影を残しつつ、最新のマテリアルを随所に使用した新モデルの世界観を店内のアートやDJプレイによって表現した当日の様子をお届け。
店舗の外もOZWEEGOのイメージを押し出す外観に変更されている。
「変わり続けて何が悪い」というメッセージは上記のラフシモンズとのコラボモデルと比べてももちろんだが、原型となるTORSION OZWEEGO 3からも大きな変貌を遂げたデザインとなっており、アディダスが打ち出すデザインコンセプトの力の入れようを感じる。
店内も通常のディスプレイスペースをOZWEEGOが占拠し、多くの人が手に取ったり試着してディテールを確かめていた。
実際に履いてみると、足入れ感も良くしっかりしたアッパーとサイドに張り出したソールのおかげで、接地感も良好な履き心地。
サイズ感は通常のアディダスのスニーカーと同じと感じた。
また店内はGUCCIMAZE(グッチメイズ)によるアートワークによるディスプレイがOZWEEGOを引き立て、DJブースでは背後のウォールと音楽でその世界観を表現する空間を演出していた。
当日は限定の施工販売も行われていた最新カラー。ソーラーグリーンというカラー名のネオンカラー調のグリーンは夏らしい発色の良さ。
差し色となるレッドも原色ではなく絶妙に深みがあり、グリーンとの調和を感じる。
フォルムと相まって目を惹くカラーリングの存在感のある一足なので、スニーカーを引き立たせるシンプルなコーディナーととも相性が良さそうだ。
ファーストカラーも同時に展示・販売されており見比べる事が出来た。
ミッドソールにはアディダス伝統のミッドソール素材adiPRENE(アディプリーン)を使用し衝撃吸収性を高めつつ、最新のテクノロジーでランニングシューズに求められる通気性やサポート性などを盛り込む。
そんな実用性を高いファッション性の中に落とし込んだ意欲作だ。
こちらは柔らかい色味のオフホワイト調のアッパーの中にネオンイエローのストライプを差し込んだ、セカンドカラーとは対照的な色使いで爽やかさを感じさせる配色。
こちらはラッパーのPusha T(プシャ・T)がOZWEEGOを着用している様子。
履きたくなる映像だ。
そしてショーケースの中にはデザインの元になったTORSION OZWEEGO 3が展示されていた。
かなり使い込まれた雰囲気も当時の雰囲気を伝えてくる演出だ。
ソールの捻じれを防ぐTORSIONテクノロジーなど、当時の革新性を感じられるテクノロジーが盛り込まれる。
ロゴもアディダスオリジナルスに使われるtrefoilロゴではなく、「スポーツパフォーマンス」に使われる三角形のアディダスロゴが使用され、当時隆盛を極めたロゴに思いをはせるファンもいるはず。
デザインの源泉に触れつつ、最新モデルと見る楽しみも感じる事が出来た。
その雰囲気を残しつつ、まさに突然変異というにふさわしいレトロフューチャーかつ最先端なデザインでファッション性を高めた一足に仕上がったOZWEEGO。
変わらないデザインや価値も大事だが、時代や環境に応じて最適な変化を具現化し提案するアディダスの意欲作を是非チェックしてみてほしい。
atmos BLUE OMOTESANDO(アトモス ブルー 表参道店)