山男フットギア リニューアルオープン!和をイメージした洗練された空間。
上野アメ横エリアの老舗ショップとして多くのスニーカーヘッズが足を運ぶ1985年に創業した「山男フットギア」。
JRの高架下に店を構えるYAMAOTOKO underpassと併せて、同エリアに2店舗を構える歴史のあるショップが2020年に創業35周年となる節目を控えて全面リニューアル。
店舗のエントランスや内装をウッド調の和をイメージした空間とし、洗練された雰囲気ながら屋台の店頭や茶屋の木の質感を感じられる日本のテイストを国内外の来店者が楽しめる雰囲気となっている。
アイテムのラインナップや陳列方法も来店者がスニーカーの雰囲気を感じ取りやすい、考えられたディスプレイになっていてじっくり商品を手に取る事が出来た。
早速店内の様子をお届け。
和をコンセプトにした店内は柱や壁はもちろん、陳列スペースも全て木目を採用している。
照明と併せて暖かみのある空間はリラックスして店内を散策出来る。
軒先に近いスペースは屋台のようなスペースが設けられ、ポップアップのスペースとして活用される。
今回はオープンと併せて取扱を開始したチャンキーなソールが特徴の「UGG(アグ)」のポップアップが。
リニューアル前の商品が凝縮された感じの店内もスニーカーショップらしい雰囲気だったが、解放感のある店内にアップデートされた。
当日8月31日から取り扱いを開始した「UGG(アグ)」。
ミリタリーやアウトドアなテイストに厚みのあるソールを採用したモデルで知られるブランドで、今回はそのレディースラインやボアが特徴のサンダル、スリッポンなど複数のアイテムを手に取って確かめる事が出来る。
またこのポップアップでは、UGGの商品を購入するとオリジナルのトートバッグがもらえるキャンペーンも実施されている。
数量限定なので、購入を考えていた人には良いタイミングのはず。
スニーカーのメインストリームのブランドの一つとして存在感を発揮するNIKE(ナイキ)はエアマックスシリーズやREACT(リアクト)など、商品コンセプト事にまとめて展示される。
トレンドを押さえつつ、同店のセレクトを感じられるラインナップ。
また、ナイキやADIDAS(アディダス)などのメジャーブランド以外にもLACOSTE(ラコステ)やPolo Ralph Lauren(ポロ ラルフローレン)など、ハイテクスニーカー以外の商品も提案。
90年代にはハイテックスニーカーブームを同エリアで牽引してきた山男フットギアだが、アメ横という多様性のあるエリアのニーズにも柔軟に応えている。
ハイテクスニーカーやダッドシューズを好むスニーカー好きには新鮮に映るはず。
ウィメンズシューズもナイキはカテゴリー別に分かりやすいディスプレイ。
ジョーダンブランドは今や女性からの支持も増え、一つのジャンルとして定着した。
また歩きやすくコーディネートのアクセントにもなるリアクトシリーズも豊富にラインナップしている。
さらに、レディースファッションには欠かせない、FILA(フィラ)やPUMA(プーマ)の厚底スニーカーやチャンキーなフォルムのダッドシューズなど、ツボを押さえたセレクトも。
まだまだこのジャンルの勢いも衰える事を知らない。
続いて2階のスペースへ。
こちらはさらにゆったりとしたセレクトショップのような雰囲気に。
壁面を大胆に使用したスニーカーウォールのようなディスプレイながら、落ち着いた照明とウッド調の棚で落ち着いた空間に仕上がっている。
統一感を感じさせる内装ながら、1階とはまた一味違った趣の空間を演出している。
また、これまでは高架下にある「YAMAOTOKO underpass」が中心となっていたアパレル類の取り扱いも開始。
コーディネートのイメージもしやすくなり、スニーカー選びのヒントにもなるはず。
スニーカーを履きたいが、どんな服装が良いのか悩んでいるひ人にとってはアパレルもその場でチェックする機会があるのは有難いのではないだろうか。
ラインナップされるアイテムはNEW BALANCE(ニューバランス)やPTARICK(パトリック)、ASICS TIGER(アシックスタイガー)など、流行に左右されないスニーカー好きなら押さえておきたいブランドが揃う。
こちらも「YAMAOTOKO underpass」で取扱のあるブランドをリニューアルを期に同店でもラインナップ。
さらに、CLARKS(クラークス)やECCO(エコー)などの高級スニーカーもしっかりと押さえている。
派手なスニーカーに飽きたり、落ち着いたコーディネートが必要な場面でもスニーカーの履きやすさを求める人や、個性のあるアイテムを探している人には是非試してほしいブランド。
TACHIKARA(タチカラ)のバスケットボールと並んでディスプレイされるのは永遠の定番商品ともいえるコンバースとナイキ エアフォース1。
バスケットボールの原点として様々なハイテクバスケットシューズの礎となったモデルのコンセプトを表現する、興味深い提案スタイル。
ちなみにタチカラは1915年創業の日本初のボールメーカー。オリンピックの公式球なども手掛け、様々なブランドとのコラボレーションでも知られる、高品質のジャパンブランド。
もちろんYAMAOTOKO FOOTGEARでも購入できる。
35周年の節目を前に大胆なリニューアルオープンをした山男フットギア。
活気のあるアメ横商店街の中に溶け込む屋台や茶屋をイメージした和のテイストの中に、ウッド調のセレクトショップのような洗練された空間が広がっていた。
展開されるアイテムや取扱商品なども少しずつ変化させていくとの事なので、今後もYAMAOTOKO underpassと併せて、アメ横に立ち寄る際には是非チェックしたいショップだ。
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