スターウォーズのアートピース!Keo.W Hidden Force Exhibition at atmos gallery ginza.
5月4日はスターウォーズファンにとって特別な日。May 4thは本作の中に登場する言葉「May the Force be with you.(フォースが共にあらんことを)」になぞらえたスターウォーズデイとして知られている。
そんな日にアトモス銀座店の地下1階にあるアトモスギャラリーで開催初日を迎えた、Keo.W Hidden Force Exhibitionの様子をお届け。
開催期間は5月4日(土)~5月17日(金)。
開催初日には展示されている作品を手掛けたKeo.W(ケオ・ダブリュー)氏が来場していた。
今回の作品はスターウォーズを題材に人間の欲望にフォーカスしたテーマでの作品群を展開している。
人間の心に内在する欲望は様々な自己実現や願望を叶えるための言原動力になる。
しかし自身の欲望を超えた物質や肉体的な充足は貪欲へとつながる諸刃の剣でもある。
そんな人間の欲望を表現し、それを通して人間の本質に迫っているのが今回のKeo.W Hidden Force Exhibitionとなる。
Keo.W氏は今回のスターウォーズはもちろん、映画「アベンジャーズ」を手掛けるMARVELを擁するディズニーや、それらの人気コンテンツのフィギュアなどを製作するホットトイズ、UNDERCOVER(アンダーカバー)、ウルトラマンなどのコンテンツメーカーを取引先とする造型師として活躍している。
単に精緻な造形物を製作する事に留まらず、情熱や創造性、熟達した職人気質などを落とし込んだ作品作りを行っている事で知られる。
彼の作品は今回のような彫像の他に、プラスチック製のフィギュア、アートピース、等身大の彫像、特大のファイバーグラス製のフィギュア、商業施設の空間プロデュースなど多岐に渡る。
そんな同氏の展示を見ていこう。
精巧かつ見る者の感性を揺さぶる胸像を中心に、今回のテーマとなる人間の欲望を表現した作品が壁一面に並べられる。
それぞれの作品はその質感を表現するために様々な素材や画材が用いられており、DESIRE(欲望)を多面的に表現している。
C-3POやAT-ATなど劇中に登場するキャラクターや乗り物で金銭的な欲望や、願望を達成するための道程を作品に落とし込み、中心に据えられるダースベイダー、ストームトルーパー、ボバフェットの3キャラクターを引き立てる形で展示される。
次にそれぞれのスカルプチャー(胸像)を見ていこう。
ALCHEMY COLLECTION(アルケミーコレクション)と名付けられた作品。
ALCHEMY(錬金術)の名前通り、それぞれのキャラクターの表面から醸し出される金属的な質感で精緻に造形されている。
【DARTH VADER(ダースベイダー)】
【STORMTROOPER(ストームトルーパー)】
【Boba Fett(ボバフェット)】
続いてMUSEUM COLLECTIONと名付けられた作品。
キャラクターのディテールを忠実に再現しながらも、マーブル調や金属の錆びた質感などを織り込み独特の雰囲気を表現している。
ボバフェットはヘルメットのへこみもしっかりと再現されている。
【DARTH VADER(ダースベイダー)】
【STORMTROOPER(ストームトルーパー)】
【Boba Fett(ボバフェット)】
どちらの作品もスターウォーズのストーリーが好きというKeo.W氏の情熱が反映されている。
これらの作品はアトモス銀座店地下のアトモスギャラリーで見る事が出来るが、実際にアトモスオンラインで購入する事が出来る。
抽選ののち、当選者のみ購入出来るため興味のある人は開催期間中の申し込みをおすすめする。
販売予定の胸像はもちろん、その他の作品も実際に会場に訪れてその目で是非確認してほしい。
作品のディテールやそこに書かれているメッセージからも同氏が表現したい内容を感じとる事が出来るはず。
フィギュアなどの世界では多くのファンを持つ同氏の作品が、アトモスギャラリーに展示された事でスニーカー好きの人にとっての接点になる良いきっかけだと感じた。
–IVENT INFORMATION–
Keo.W Hidden Force Exhibition
atmos銀座店内B1F アトモスギャラリー
開催期間:2019年5月4日(土)~5月17日(金)
東京都中央区銀座3-3-14 銀座グランディアビルII B1F
03-6264-4525
12:00~21:00(平日)
11:00~20:00(土日・祝日)
不定休
最寄り駅:東京メトロ銀座駅B4出口徒歩3分
アトモス銀座店/atmos gallery(アトモスギャラリーB1F)