名作ノースカロライナ!SB x Nike AIR JORDAN1 LOW UNC フォトレビュー
エアジョーダンシリーズの起源とも言えるAIR JORDAN1。
これまで数多くのカラーがリリースされてきたが、UNC(University of North Carolina)カラーとして知られるノースカロライナブルーはCHICAGO(シカゴ)やBRED(ブレッド)と並ぶ人気を誇り、THE 10(ザ・テン)シリーズにも採用されたカラー。
マイケル・ジョーダンの母校のカラーを纏って登場したAIR JORDAN 1のローカットモデルは、伝説のスケーターとして知られる、Eric Koston(エリック・コストン)が手掛ける今年2作目のモデルとなる。
販売も有名スケーターショップやスニーカーショップが中心だったが、今回はNIke SBからリリースされたこともあり、今年オープンしたNike SB dojoで行われたプロスケーター堀米雄斗の凱旋イベントの中で急遽行われたSNKRS STASHでの販売も話題となった。
そんな注目度満載の一足をご紹介。
ボックスは爽やかなエメラルドグリーンにNike SBロゴをブラックで大きく配置した仕様。
Nike SB dojoのイベント内で行われたSNKRS STASHでの購入はSNKRSロゴの入ったショッピングバッグで持ち帰る事が出来た。
オンラインで購入するのが通常なので、このロゴで対面で購入するのは不思議な感覚。
ボックス内のシートは木目を思わせる年輪や等高線のようなデザインで、スケートボードのウッド調を表現しているような印象。
外観でまず印象的なのが爽やかなホワイトにノースカロライナブルーの組み合わせ。
(商品名はダークパウダーブルー/ホワイトとなっている)
ソールもサイドから覗くブルーが全面を覆い、歩いた時やトリックを決めた際にも、その発色をアピール出来る。
今年リリースされたLA TO CHICAGOやNYC TO PARISはハイカット仕様だったのに対して、ローカットはよりスケーティングに最適化された仕様。
爽やかなカラーリングと相まってファッショアイテムとしても汎用性が高そうだ。
バスケットシューズをベースにしながらも現地では多くのスケーターが実際にセッションで使用しており、その実用性を証明していた。
シュータンはオリジナルのはハイカットモデルを踏襲し薄いタイプが採用されている。
ロゴは通常のインラインモデルに観られるジャンプマンのロゴではなく前作同様に「Nike SB」ロゴとなっている。
スケートシューズと言えば厚めのシュータンが特徴のモデルも多いが、プロ選手にはこちらのタイプも好評だったようだ。
堀米雄斗選手も履き心地の良さを評価していた。
トゥ部分もオリジナルの仕様通り、パンチング仕上げのレザーとなっている。
スケーティングにも耐えられる耐久性はデイリーユースでも永く履きこめる嬉しいポイント。
爽やかなカラーリングを採用していても、素材感がしっかりしているので通年履いてもファッションに溶け込ませやすいはず。
アッパーはシンプルなホワイトのシューレースがアッパーと完璧にマッチしている。
2色の構成になっているので敢えて別のカラーのシューレースを試してみても面白いかもしれない。
やはりOGのハイカットを意識して履きたい人にとってはホワイトのシューレースか付属のブルーのシューレースが外せないチョイスになりそうだが、違う色も試してみたい。
ハイカットではアンクル部分のサイドにプリントされているジョーダンロゴはヒールカップ上部に配置される。
シンプルな外観のローカットではさらにその存在感が増すデザインになっている。
ヒール周辺のライナーは同色のメッシュ仕様。
爽やかな色にぴったりの、蒸れにくい足当たりの良い素材が使われている。
インソールも同色の中にホワイトの「Nike SB」ロゴがプリントされる。
シンプルで飽きの来ないデザインに、目の覚めような爽やかなブルーが印象的なSB x Nike AIR JORDAN1 LOW UNC。
ハイカットで絶大な人気を誇ったカラーを、天才スケーターのエリック・コストンがSB仕様でプロデュースしたという話題性とデザインに加えて、その販売方法も印象に残った。
スケーティングでハードに使用できるスニーカーだが、ファッションアイテムとしても飾って眺める楽しみもあるはず。
コーディネートもスケータースタイル以外にも合わせやすく、それでいて特徴のあるカラーリングは足元に存在感を発揮してくれる一足になりそうだ。
【関連記事】
【Nike SB dojoへのアクセス・利用方法などの詳細】