Nike SB dojoに堀米雄斗が凱旋! A DAY WITH THE SON OF GOMES
日本スケートボード界を代表する堀米優斗が2019年にオープンしたばかりのNike SB dojoに凱旋!
国内で圧倒的な結果を残し、2016年から海外を拠点に活動、2018年には世界最高峰のプロリーグSLS(ストリートリーグスケートボーディング)で3連勝を達成し、2019年の第2戦でも勝利を飾り、五輪最有力候補の一人として注目される、最高のタイミングでの演舞会となった。
4月6日のオープン以来、多くのスケーターが足を運んだNike SB dojo。
パークはトリックを受け止め、しっかりと使い込まれスケートパークの雰囲気を醸し出している。
今回はインターネットテレビで知られるAbemaTVによるHIPHOPチャンネル「Abema MIX by RAIZIN」の音楽イベントのを交えてのライディングとなり、Nike SBライダーやローカルスケーターによるセッションが複数回披露されるスタイル。
入場は事前にNIKEスポーツファインダーの登録が必要。
アプリの提示でリストバンド形式のパスが発行され、順次場内に人が吸い込まれていく。
その際には案内にも記載されていたナイキのSNKRSアプリの準備も促された。
場内がライトアップされ、DJブースの準備が進むにつれ会場のボルテージも高まる。
1Fだけでなく2Fの観覧スペースも人垣が膨らみ、イベント開始前から来場者の期待の高さを感じる事が出来た。
セッションに登場するライダーたちも受付付近のラウンジスペースでボードの準備に余念がない。
いよいよスタートとなりパーク内にライダーがイントロダクションとともに登場。
モニターにはその様子が映し出され、MC BULLのトークやDJ HAZIMEなど人気DJによるプレイで場内の観客はもちろん、ライダーのスケーティングを盛り上げていた。(他、DJ KIXXX/DJ SpiTe/ShioriyBradshawも登場)
最初のセッションが開始。NIKE SBの契約スケーターはもちろん、ローカルスケーターたちの滑りやトリックが決まるたびに来場者の歓声が上がり、ライダーたちもそれに応えるかのように、連続してパーク内で難度の高いトリックに挑んでいた。
(←→左右にスワイプすると連続したトリックをチェック出来ます)
セッション中はパーク内の様々なセクションを活かしたスケーティングはスキルはもちろん、セッションを通して観客にスキルを披露し続ける体力も求められる。
そんなセッションの最中、多くの人だかりがラウンジ周辺になだれ込む。
事前に準備を促されていたSNKRSアプリによる新サービス、「SNKRS STASH(スニーカーズ スタッシュ)」だ。
第一段の渋谷区内の代々木公園に続き、第2弾の舞台となったNIKE SB dojo。
容易されたスニーカーは今回のイベントと同日発売のAIR JORDAN1 LOW UNC(ノースカロライナ)。
詳細はSNKRS STASH(スニーカーズ スタッシュ)のレポートで紹介するが、指定の場所で位置情報を認証し購入する権利を確保する。
認証が完了するとこの画面となり、スタッフの指示に従い行列が形成された。
かなり騒然とした時間が続いたが大きなトラブルも無く行列が消化される。
待ち時間に応じて、スケートの観覧に戻る人や行列内で待機する人など様々。筆者はスケートの観覧に戻り、行列に復帰した。
ラウンジに臨時レジを設置し、多くの来場者が話題の一足を手にした。
都内という事で物理的に限られたエリアでの販売となったが、スケートボードを盛り上げるためにNIKEが用意したSB dojoというパーク内でスケートシューズを販売するという試みは、イベントに参加する楽しみと相まって記憶に残る面白い体験となった。
こうした購入体験を多くのエリアやオンラインのナイキファンにも感じられるようなフィードバックとして活かされると、より楽しみが増すと感じた。今後の更なる企画に期待したい。
SNKRS STASHの詳細なレポートはこちら↓↓↓をチェック。
パークに戻りライダーたちのセッションを再びチェック。
後半はセッションを華麗なトリックを決めていたセクションごとにご紹介。
ライダーごとに得意なセクションはあると思うが、やはりスキルの高い選手たちはあらゆるセクションで魅せるトリックを披露していた。
スタミナも求められるセッションの中で後半に大きなエアーにチャレンジしたり、少しでも多くのトリックを披露するなど、来場者を楽しませる気迫に脱帽。
そして、いよいよ凱旋帰国した堀米雄斗によるセッションが開始。
盛り上がりを見せていた場内のボルテージも最高潮に。
(←→左右にスワイプで連続したトリックを見る事が出来ます)
海外のトッププロの一人に名を連ねているだけに、あらゆるセクションで来場者にスキルを披露。
得意とするハンドレール(手すり)では「ノーリー フロントサイド270リップスライド」というレールに体を270度旋回させながら飛び乗り、最後に着地する得意技をもつ通り、多くのトリックをハンドレールで決め、来場者の喝采を浴びた。
ワールドクラスのスケーターのテクニックを目の当たり出来る、またとない機会となった。
その後もスケーターたちによる熱いセッションが続く。
複数回のセッションに登場するライダーもおり、その気迫と体力、ケガをする事無く滑り切る集中力により、来場者を魅了していた。
午後から日没後の21時まで、AbemaMIXのDJとMCによる音楽の盛り上がりの中での堀米雄斗をはじめとするライダーたちのセッションや急遽行われたSNKRS STASH(スニーカーズ スタッシュ)など、スケートボードファンには楽しみが盛りだくさんの一日となった。
今後も都心のスケートパークとしてオープンしたばかりのNike SB dojoから目が離せない。
【関連記事】
【Nike SB dojoへのアクセス・利用方法などの詳細】