光で彩られた空間！リニューアルされたナイキ原宿 店内レポート

2009年にオープンしたナイキ原宿が2019年7月12日にリニューアルオープンした。
店内の内装を一新しただけでなく、その近未来的な空間にマッチしたリアルとネットの体験を融合した店舗となっている。
NIKEアプリによって
・FIND & RESERVE(商品の取り置き)
・Triggered Unlock(位置情報の提供で店内及び周辺で特典が受けられる)
・Nike Scan(アプリでバーコードスキャンする事で在庫確認や試着のリクエストが出来る)
・Instant Chekuout(同様にバーコードスキャンの事前会計でレジを通さずチェックアウト可能)
そんな進化を遂げたナイキ原宿の様子をレポート。

概観は以前のシルバー基調にオレンジの差し色からソリッドなブラックを基調とした外観に。
3フロア構成は以前に要にレディース、メンズ、バスケットボール及びNIKEiDスタジオの順となり使いやすさを維持している。
また、店内の随所に上記のアプリとの連携や店舗のサービス内容を記載した大き目のショップカードが配布されていた。
ナイキの優れたアイテム群とともにエキスパートによるギアの選定やトレーニングプランの相談なども受ける事が出来る。

1Fはウィメンズアイテムのフロア。
広々とした空間とネオンが光るインスタレーションがアプリの機能との連携を表現するような演出。
女性が入店しやすいフロア構成なのは以前からのナイキ原宿の特徴。
試着室の中にシューズを試す事が出来るトレッドミル（ランニングマシーン）が設置されている点も配慮を感じた。

ウィメンズのアパレル類はスポーツに求められる機能性とデザインを高次元で融合したアイテムが展開される。
本格的なギアにも遊び心のあるデザインが取り入れられていたり、日常からコーディネートのアクセントに取り入れたくなるアイテムがディスプレイされていた。
また、リリースされたばかりのAIR MAX 270 REACTもアパレルとのコーディネート例として陳列されていた。
スポーツスタイルのみならず、様々なスタイルに取り入れられる一足。

また、店頭のエントランスには最新のマラソンシューズ「AIR ZOOMX VAPORFLY NEXT%」が展示されていた。
Fliknitから素材をアップデートし、よりドライな状態を維持するVaporweave(ヴェイパーウィーブ)を採用し、オフセットされたシューレース、ZOOMXフォームの増量、アウトソールのパターンの見直しなど、世界最高の性能を持つシューズに様々な改良が加えられている。
巨大なモニターや天井の同色のグリーンのネオンで注目の一足がディスプレイされていた。

そして、リニューアルされた空間でひときわ目を惹くのが勝利の女神ニケの像とデジタル映像によるインスタレーション。
NIKEのブランド名はニケに由来する事もあり、映像の壮大さと神秘的な迫力のあるデジタル映像は多くの人が足を止めて見入っていた。

ナイキ原宿リニューアルオープンの様子。階段のインスタレーションの映像が凄いので必見。勝利の女神ニケもNIKEを履いてる。更にカッコいい空間になってました。#nikeharajuku #nike #ナイキ pic.twitter.com/evkzAzGzsy

— SONAR TOKYO (@SonarTokyo) 2019年7月12日

2Fへの階段も光で演出された特別な空間を感じさせる雰囲気。階段を上る途中の踊り場や登り切った所から見ると安全で見やすいはず。

2Fはメンズフロア。
こちらのフロアにもトレッドミルが配置されシューズのフィッティングやアドバイスが受けられる。
スニーカーのラインナップも旗艦店として変わらずの幅広い品ぞろえは、気になるモデルを一度にチェックする事が出来る。

メンズアパレルもウィメンズと同様に機能とデザインを両立したアイテムが並ぶ。
ウインドベストとポンチョのような2枚のアッパーが融合したウウインドブレーカーや背中に大胆なメッシュが配置されつつ、日常でも使用できるデザインのTシャツなど、ナイキならではの独創性のあるアパレルを手に取って確かめる事が出来る。

最上階の3Fにはジョーダンブランドのシューズ・アパレル、自分だけの一足を作る事が出来るNIKEiDスタジオが併設される。
階段を取り囲む透明な壁面にも1Fと同様のグリーンが採用され、フロアを飛び越えて統一感を感じられる空間だ。

フロアを出て左側にはジョーダンブランドのシューズが壁一面に並び、ジョーダンファンにはたまらない空間となっている。
また、アパレル類も豊富に揃いバスケットボールのスタイル以外にも日常的に取り入れやすいアイテムが揃うのも魅力。
以前のスペースよりもゆとりのある空間となり、入りやすくなった印象。

好評のNIKEiDスタジオもフロアの右側に。
AIRMAXシリーズなどの人気モデルを中心に、シューレースのカラーやデュプレなどをチョイスし、カラーブロックも様々なカラーから選んで組み合わせる事で、自分だけのスニーカーを作る事が出来る。
既存のモデルには無いデザインを求める人や、プレゼントとして作ったり、様々な思いを実現できるサービスだと感じた。
納期は3~5週間程度となる。

これまでの良さを残しつつ、アプリとの連携でショッピング体験を高めてリニューアルされたナイキ原宿。
陳列も更に見やすく、空間にも余裕を感じるため落ち着いてアイテムをチェックできるだろう。
光を多用した空間は原宿エリアに出掛けた際に、空間の演出を楽しむ事も出来るので、是非足を運んでみてほしい。