GINZA SNEAKER HILLS スニーカーの魅力が凝縮された新スポットに潜入!
ファッションアイテムとしてはもちろん、コレクターズアイテムとして蒐集、はたまた加熱する2次流通市場の中での投資対象としてなど、様々な楽しみ方で注目されているスニーカー市場。
そんなスニーカーの魅力を取り巻く楽しみ方や関わり方に、全方位的に応える新たなスポット「GINZA SNEAKER HILLS」が阪急メンズ東京に登場!
4つのセクションが用意され、あらゆるスニーカー好きを満足させてくれる空間となっている。
今回はそれぞれのエリアごとにその様子を紹介しているので、是非チェックしてみてほしい。
SNEAKER MARKET
まず目に飛び込んでくるのは膨大なスニーカーが所狭しと並ぶ「SNEAKER MARKET」。
ハイブランドなどの人気アイテムの買取・販売を行う「コメ兵」が展開する初のスニーカー専門店となる。
常時500足以上を展示するスニーカーウォールはまさに圧巻。
販売だけでなく、同社の信頼性の高い査定ノウハウを駆使した買取サービスも行っている。
カウンター付近の展示スペースには「TOROPHY ROOM x NIKE AIR JORDAN1」などのマニア垂涎の高値で取引されているレアモデルが鎮座。
なかなか実物を見る機会がないモデルも展示される事があるので、訪れる度に目の保養になるはず。
近年のスニーカーブームにおいて、その中核を担うブランドとして存在感を発揮するNIKE。
不動の人気のAIR JORDAN1をはじめ、エアマックスシリーズや再び人気が高まっているダンクなどを幅広くラインナップ。
近年登場した発売済みのモデルなどもラインナップされ、一期一会の出会いも楽しめるはず。
NIKEとはまた一味違った魅力で長年のファンやコレクターはもちろん、ファッションアイテムや2次流通市場でも再注目されてきているニューバランスも豊富にラインナップ。
ブランドを象徴するグレーのモデルを中心に、モデルチェンジするたびにその魅力やファンを増やし続けている990シリーズなどのMade In USAモデルやUKモデルといった、ブランドの魅力が詰まったアイテムが並ぶ。
新品はもちろん、状態の良いUDED商品が販売されているのも百貨店の中にあるショップとしては非常に珍しい取り組みだ。
SNEAKER MUSEUM
続いて「SNEAKER MUSEUM」では70年代のビンテージスニーカーが展示されており、現在のスニーカーブームだけでは知ることの出来ないスニーカーの歴史を学ぶことが出来る。
現在のスニーカーの原点とも言える資料的な価値もあるアイテムの実物をこの目で見る事が出来る貴重な機会となるはず。
現在でも定番モデルとして多くのファンが存在するコルテッツ。ナイロンコルテッツの発色や生地の質感など、現在のアップデートされたモデルには無い雰囲気を感じる事が出来る。
さらに、70年代の日本製のNIKEのアイテムや黎明期のNIKEを語る上では欠かせないオニツカタイガーも展示される。フランス製のアディダス カントリーなども当時を知る人だけでなく、新たにスニーカーに興味を持ち始めた人にも是非チェックしてほしい逸品だ。
これらの展示品は随時入れ替わるので、定期的に足を運んでチェックする事で様々な名品を堪能する事が出来る。
ディスプレイの下にはICタグが設置されており、スマートフォンをかざす事でそのモデルの製造時期や生産国、説明文などを読む事が出来る。
スマホの機種によっては読み込みが出来ない場合でも、その横にあるQRコードからアクセスする事で楽しめる。
レトロなモデルを最新のテクノロジーで楽しむ事が出来る点もユニークで面白いと感じた。
同エリアにはスニーカーの摩耗を防ぐヒールプロテクターなどを販売する「FOREFOOT LAB」のアイテムが購入出来る自動販売機も設置。
更に、アプリからコーヒーを注文できるAIカフェロボット「root C」も用意され、コーヒーを飲みながらスニーカーを眺める事も出来る。
SNEAKER SCHOOL/HOSPITAL
こちらは自分だけのスニーカーをカスタムして製作出来る「SNEAKER SCHOOL」とお気に入りの一足をリペア・クリーニングが出来る「SNEAKER HOSPITAL」が入るエリア。
技術や知識といった「ノウハウ」が必要なスニーカーカスタムや、適切なクリーニングやソール交換などのリペアは敷居が高いように感じる人もいると思うが、プロフェッショナルの力を借りる事で間違いの無いクオリティで、スニーカーの楽しみ方を広げてみてほしい。
このエリアはスニーカーのカスタムブランドを展開する「ONEbyONE=(ワンバイワンイコール)」が運営しており、確かなサービスが期待できる。
ワークショップを行うスペースではカスタムスニーカーを20年間手がけてきた@force_naokiこと原田尚輝氏によるカスタムのレクチャーを受ける事が出来る。
カスタムの入り口となるペイントを行う初級コース、スワロフスキーやレザーパーツを使用した高度なカスタムを追及する上級コースがあり、プロのノウハウを学びながら自分だけの一足を作り上げる事が出来る。
どちらのコースもカスタムを行う上で必要な技術を楽しみながら身に着ける事が出来るはず。
そんなノウハウが惜しみなく投入されたカスタムスニーカーをチェック。
自由度の高いペイントワークやスワロフスキーをあしらった一足、名作をオマージュしたモデルなど、可能性は無限大だ。
人気が高く強いこだわりをもつ愛好家も多いAJ1のカスタム例。
ハイプなモデルにも採用されてきたセメントやエレファントと呼ばれる柄やカモフラや逆スウッシュ、はたまたクロコダイルパターンなど、憧れの意匠を好きなように配置したり、既存のモデルには無いパターンやファブリックなどを用いる事で、世界に一足だけのオリジナルモデルが生み出されている。
こうしたサンプルから着想を得たり、自分自身が温めているアイデアを形にするなど、スニーカー好きには夢のような逸品を製作してみては。
こちらは80年代に販売されたAIR JORDAN1のオリジナルモデル。
実物を目にする機会も減ってきたが、こうしたモデルを所有するオーナーを悩ませるのが経年劣化。
アッパーのひび割れや退色、ソールの加水分解などの劣化により、着用する事が難しくなるのはもちろん、コレクションとしての見た目も損なわれていく。
こうした悩みにもプロの技術で応えてくれる。
様々な技術を駆使して、質感や輝きを取り戻したコレクションはさらに愛着が湧いてくるのではないだろうか。
こちらはスニーカーの愛好家からも絶大な支持を受けるアトリエカトーによるリペア・カスタム例。
劣化したソールなどを交換して新たな表情を見せてくれる事で、新鮮な気持ちでお気に入りのスニーカーを履き続けるのも楽しそうだ。
紳士靴のリペアで培った技術で補色や染色、ソールの補修など、マニアの高いレベルの要望にも的確に応えてくれるクオリティが魅力。
スニーカーの購入や買取はもちろん、普段は実物を目にする事が無いビンテージモデルの展示や、自分だけのカスタムスニーカーやリペアなど、全方位的にスニーカーの魅力を堪能できる空間としてオープンした「GINZA SNEAKER HILLS」。
スニーカー好きはもちろん、ファッションアイテムとしてスニーカーに注目し始めた人など、スニーカーに接点をもつ多くの人に足を運んで欲しい空間から、これからも目が離せない。
【GINZA SNEAKER HILLS】
〒100-8488 東京都千代田区有楽町2丁目5番1号 阪急メンズ東京8階
03-6252-5457
11:00~20:00
アクセスなどの施設の詳細情報は以下から
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