NIKE AIR MAX PLUSのアーカイブが集結!TOKYO GATHERING@アトモス原宿
1998年に前後にエアを備えたエアマックスシリーズとして、エアユニットの中に半球状の樹脂を組み合わせ、高いクッション性に安定感をプラスした「AIR MAX PLUS(エアマックスプラス)」。
発売当初は米国のスニーカーショップ「FOOT LOCKER(フットロッカー)」の別注モデルとしてリリースされ、日本国内では入手困難なモデルであり、ヨーロッパでも高い人気を誇ったモデルとして知られる。
そんな名作のエアマックスプラスは国内では「マップラ」の愛称で多くのファンが存在し、ナイキの歴代モデルの中でもほぼ毎年復刻される稀有なシリーズとして現在でも支持を集めているモデルだ。
そんな名作を生み出したデザイナー、Sean McDowellがスケッチに残した幻のカラー「VOLTAGE PURPLE」の発売を記念し、数々のアーカイブの展示なども行うポップアップ「TOKYO GATHERING」の様子をお届け。
ポップアップが行われるアトモス原宿店は、ビジュアルもイベントの特別仕様となり、看板なども一新。
店内の手前半分を今回のイベント専用のスペースとして展開している。
イベントの目玉となる「AIR MAX PLUS VOLTAGE PURPLE」も店内に鎮座する。
フロリダの夜景をイメージして配色されたと言われるデザインは、日没直前のマジックアワーのごとく、鮮やかなパープルがセンターにかけてグラデーションする、夕暮れの陰影のようなアッパーに、夕日を想起させるオレンジが好対照な一足。
OGカラーのオレンジをリリースする前のデザインスケッチに描かれたカラーリングという事で、このカラーが真のオリジナル(OG)とも言われている伝説的な一足だ。
店内ではマガジン「SNEAKER FREAKER」によるエアマックスプラスの書籍「STAY TUNED」も販売され、その場で読む事も出来る。
NIKE AIR MAX PLUSの歴史や、デザイナーSean McDowellへのインタビュー、コレクターの写真など、ファンにはたまらないコンテンツが満載の314ページ。
左のタイガー(オレンジ)の表紙のものは、国内では3冊しか存在しないレアなバージョン。
ナイキとの関係が深い(そして現在はフットロッカーの一員となった)アトモスならではの貴重な逸品を実際に目にする事が出来る。
書籍の中身はフルカラーぞの洗練された写真やコンテンツが詰め込まれている。
豪華な想定はインテリアとしての存在感もあり、ページをめくるたびにNIKE AIR MAX PLUSのファンは勿論、スニーカー好きを満足させてくれるはず。
今回のVOLTAGE PURPLEの発売に合わせてリリースされるCulture of Footballコレクションも店頭に並ぶ。
フットボールの観戦時にトラックジャケットなどとのコーディネートされるスタイルは、ヨーロッパでも定番のスポーツスタイルとして流行し、サッカーとの親和性も高いモデルとして愛されてきた。
特にイングランドでは125£のプライスタグから「125」の愛称でも親しまれ、ストリートスタイルで足元のアクセントとして取り入れられてきた一足だ。
90年代、2000年代の空気を感じられるアパレルコレクションも是非チェックしてみては。
そして、今回のポップアップではAIR MAX PLUSのアーカイブも展示される。
オレンジ色のタイガーの愛称で知られるOGカラーはその鮮やかさでも人気を集め、復刻される度に注目を集めてきた。
グラデーションで描かれたスウッシュの上に細見のスウッシュを重ねた、ユニークなモデルも要注目。
こちらはシュプリームとのコラボレーションモデル。
炎のようなアッパーの樹脂製のケージのパーツを「SUPREME」の文字にアレンジした、さりげないアレンジながらも大胆なデザインはアーカイブの中でも印象的なモデルだ。
その他にも当時は国内で流通せず、羨望のまなざしを向けられてきたモデルのアーカイブが展示されている。
鮮やかな発色や幻想的なグラデーションなど、色味やカラーブロックによって、全く違った印象を与えてくれるNIKE AIR MAX PLUSの奥の深さを感じられるはず。
歴代のエアマックスシリーズの中でも高い人気を誇り、機能性の面でも評価されているAIR MAX PLUS。
今回されたVOLTAGE PURPLEは勿論、歴代のアーカイブやアパレル、書籍などでエアマックスプラスのディープな魅力を満喫出来る空間に是非足を運んでみてほしい。