NIKE SB dojo オープニングイベントレポート ナイキによる屋内常設スケートボードパーク
4月6日、天王洲アイルに東京のスケーターが待ち望んだスケートパークがオープンした。その名は「NIKE SB dojo」。
オープン初日はオープニングイベントが開催され、多くのスケーターやその様子を見に来る来場者が会場に吸い込まれていく様子が印象的だった。
会場は倉庫を利用するスタイルの屋内型のパークとなる。
スケーターは天候や気温に左右されにくくなり、近隣へは騒音などが軽減できるメリットがある。
開場時刻からほどなくして、入場規制がかかるほどの行列となり一般のスケーターにパークが開放される頃には、会場外のモニターで中の様子を見る人も出る程だった。
会場の中まで続く行列。ほどなくして来場者を出迎えるブースには「dojo」のロゴが並ぶ撮影スペースもあり、スマートフォンでの撮影を楽しむ人が多かった。
同じスペースにはNIKE SBのスニーカーやロゴ入りのベアブリックなどが展示されていた。
MCによるオープニングセレモニーが始まると、もはや前が見えなくなるほどの人垣。各所のスケートパークが閉鎖を迫られる中で、新設された倉庫を利用するスタイルでの屋内型のパークが待ち望まれ、実現された喜びが伝わってきた。
都心はもちろん地方からの来場者もおり、アクセスの良さはもちろんだが、NIKE SB dojoのオープンの注目度の高さがうかがえる。
いよいよ一般スケーターに会場が解放された。広々とした空間が狭く感じる程のスケーターの数。「NIKE SB」のロゴが大きく掲げられたパークを小さな子供から日頃の成果を大きなエアやトリックで披露するスケーターまで、思い思いにパークを堪能していた。
順番待ちをするスケーターたち。一人一人が楽しむために、しっかりと順番を守り、ボードを並べる姿は壮観だ。
大きなエアーを決めるスケーターや、これから技を磨いてくスケーターたちが、様々な方向に行き交う様子は一人一人がスケートボードを楽しんでいるという印象を多くの人に見せてくれたと思う。
残念ながらプロスケーターのパフォーマンスの時間まで会場にいる事が出来なかったが、印象的だったのは一般のスケーターたちがとても楽しんでパークを堪能していた事。
そして子供のスケーターの来場者が多かったことだ。
スケートボードが正式種目に採用されたオリンピックを控えて、気運が高まっていることもあるだろうが、これからのカルチャーを担う人口が増えるのは喜ばしい事だと思う。
常設の屋内パークという事で多くのスケーターに待望されていたと思うが、是非近郊はもちろん全国のスケーターに足を運んでもらいたい。
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