atmoscon vol.7 注目のブースをピックアップ!
国内最大級のスニーカーイベント「アトモスコン」。
今年2回目の開催となるatmoscon vol.7の会場内の様子をまとめたレポートでは紹介しきれなかった注目のブースの様子をピックアップしてお届け。
【ASICS(アシックス)】
国内のスニーカーブランドとして存在感を発揮するアシックス。
スポーツシューズとしての側面が強いが、ファッションアイテムとして注目を集めるモデルも多く存在する。
今回はコレクターやファンも多い「GEL-LYTE 3」の30周年を控え、25周年に「2015 monthly rerease」の企画のもと、世界の有名スニーカーショップとのコラボモデとして毎月新作がリリースされた際のアーカイブを展示。
(スライドで順番に1月~12月までチェック出来ます。)
シンプルな外観ながらセンターで分離したシュータンが印象的な「スプリットタン」など、アシックスのテクノロジーが詰め込まれたマスターピースは、カラーリングや素材使いなどで様々な表情を見せくてくれる。
定番の一足を改めてアピールする展示となった。
【TITAN(タイタン)】
TITAN(タイタン)はフィリピンの首都マニラに居を構えるバスケットボールストア。
アトモスが展開する「TOKYO 23」のようなイメージだろうか。
ギリシャ神話に登場する巨人の神をモチーフにした世界観を展開している。
先行販売され話題を呼んだ深みのあるネイビーとゴールドが印象的な「LEBRON 16 LOW TITAN AGIMAT(レブロン 16 タイタン アギマット)」や、今後の発売を控えた別注モデル、アトモスコンとのコラボTシャツなどが展示されていた。
スニーカーを手にした写真を撮影してくれるブースもあり、多くの来場者が足を運んだ。
ショップのスタッフも英語だが気さくに来場者とコミュニケーションを楽しむ場面も(日本人のスタッフも常駐している)
【ellesse(エレッセ)】
イタリアのスポーツブランド「ellesse(エレッセ)」からはクラシックなバスケットシューズをストリートシーンにマッチするカラーリングで仕上げた「ASSIST HI(アシスト ハイ)」が登場。
マルチカラーの鮮やかなモデルや、2017年に20年の歴史に幕を下ろしたパリのブティック「colette(コレット)」との目の覚めるようなブルーにポルカドットのシューレースが印象的な一足などが展示された。
こちらもクラシックなモデルのカラーリングをアレンジする事で、様々な印象を与える好例だと感じた。
【On(オン)】
2010年に設立された新興ブランドながら、革新的なテクノロジーと中空構造のミッドソールなど、アイコニックなデザインが印象的な「On(オン)」。
今回はスポーティーなモデルが多い同ブランドの中から、洗練されたストリートスタイルにも溶け込む「Cloud Hi Edge」を全面に押し出したブースを展開。
ミドルカットのボリューム感や配色は流行の兆しを見せるトレイル感も落とし込んだような外観。
仕上げの美しさやメッシュの素材使いなど、機能面でも見逃せない一足。
アトモスをはじめとした限られた店舗のみの展開となり、今回のブースでも事前予約を行っていた。
【DIADRA(ディアドラ)】
クラシックなスタイルのシューズやサッカーシューズで多くのファンをもつディアドラ。
今回はテニスシューズにルーツを持つライフスタイルシューズ「REBOUND ACE」の限定カラーを展示。
シンプルなホワイトとブラックの2色展開のモデルは、共通してイタリア国旗の3色をヒールに配置し、クリアソールからはヒールのクッション性とフォアフットの汎発性を持たせた素材が見える作りとなっており、カジュアルながらもスポーツブランドの機能性を感じさせるモデル。
また、トレッキングシューズにルーツを持つ同ブランドは、ビブラムソールのアウトドアテイストを押し出したスニーカーも展示。
まさにディアドラの原点回帰とトレンドを同時に感じさせるラインナップ。
ブースではコイントスでロベルト・バッジョのサイン入りサッカーシューズがもらえるイベントも開催されていた。
【lilybyred_x_atmos pink】
lilybyred_x_atmos pinkのブースではコスメの展示。
アトモスコンvol.7から女性の入場が無料となり(先行入場は有料)、多くの女性来場者を楽しませるブースも充実していた。
スニーカー単体だけでなく、アパレルやメイクなどトータルでファッションを楽しむニーズにもこたえたブースだと感じた。
【crep(クレップ)】
スニーカー好きなら常に足元は綺麗さをキープしたいもの。
そんなニーズに応えるブランドの一つ「crep(クレップ)」はアイテムをフルラインナップで展示。
スライド2枚目の椅子ではスニーカークリーニングの実演サービスも実施していた。
お気に入りの一足はつい沢山履いてしまうという人もいるためか、履きこんだお気に入りの一足を新品のようにリフレッシュしてもらう人も多く見られた。
【DOE】
DOEのブースではアトモスコンとのコラボTシャツや限定のスニーカーを展示。
中国のお札のようなグラフィックや掛け軸のイラスト、雀卓などブランドの独特の世界観を発揮するブースとなった。
【JASON MARKK(ジェイソン・マーク)】
こちらもスニーカーのケア用品としては定番となっているJASON MARKK(ジェイソン・マーク)。
天然素材を使用したクリーニング液や持続性の高い撥水スプレーなどの商品が話題となっている。
こちらでもcrep同様にスニーカーのクリーニングサービスを実施していた。
どちらのブースでもスタッフが高い技術でスニーカーを綺麗に磨き上げていた。
vol.6以上に多くのメーカーブースが展開し、来場者を楽しませていたatmoscon vol.7。
最新のアイテムを手に取ったり、なかなかコミュニケーションが取れないメーカーの話を聞く事が出来るスニーカー好きにはたまらないイベントだ。
先行の物販ブースで販売されたレアなスニーカーも要注目だが、こうしたブースは次回の開催でも要注目だ。
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